表現の『内側』から作っていくことは、音楽でも書道でも同じ。

ドイツで活躍されているヴィオラ奏者、村上淳一郎さんの公開練習を見学させていただきました。

 

ちょうど今取り組んでいる曲『ブラームス クラリネット(ヴィオラ)ソナタ第2番』を取り上げていたので楽譜持参でばっちり見学。

 

 

いやあ勉強になりました。

ひとつの演奏をつくるために何回も何回も練習しているその裏側の、”音づくり”をみせていただいきました。

「(楽譜を見ながら)ここに何かがあるね、、、」

「このテーマは運命から逃れようとしているんだけど、」

「この左手の和音のあとは必ず、」

など、

 

時代背景、心理描写、表現テクニック。

表現の『内側』から作っていくことは、音楽でも書道でも同じ。

 

演奏会とはまた一味違う、心躍るひと時でした。

 

 

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