小 杉 卓
栃木県鹿沼市出身。国際基督教大学(ICU)教養学部を卒業。
2017年から2018年にかけてパリに滞在し研鑽を積む。
東京を拠点に地域や企業のデザインに携わるほか美術館・大学での講演を行う。これまでに個展での作品発表のほか、オーケストラの演奏に合わせた書道パフォーマンス、ヴェネツィア大学(イタリア)、オリエント美術館(ポルトガル)での講演・書道パフォーマンスを実施。サントリー伊右衛門のWeb CMへの出演、マツダのモーターショー(Invalids, Paris)でのパフォーマンスなど、作品制作以外にもロゴやデザインを幅広く手掛けている
[これまでの展示やパフォーマンス/クライアント]
ART FOR THOUGHT(銀座), L‘Autre Thé(Paris),ヴェネツィア 大学(Venezia), ソルボンヌ大学(Paris),
ウィーン大学(Wiena), MAZDA France(Paris), 在ポルトガル日本大使館(リスボン),
オリエント美術館(リスボン), オーケストラ Musica Promenade(東京/岩手),
株式会社八代目儀兵衛(京都), ひざつき製菓株式会社(栃木)
[これまでの活動]
2011年 東日本大震災の被災地、東北での多くの人との出会いからアーティストを志す
2011年 ソルボンヌ大学(フランス)、ウィーン大学(オーストリア) にてパフォーマンス
2014年 個展「文字の舞、言葉の奏。」 (銀座, ART FOR THOUGHT)
2014年 個展「三代展」 (栃木県鹿沼市)
2015年 個展「CALLIGALERI PREMIERE EXPOSITION」
2015年 個展「書く描く然々」(銀座, ART FOR THOUGHT)
2016年 個展「あわせたい歌がある」(渋谷, Umebachee)
2016年 ムジカプロムナード13回演奏会 オーケストラとの協演(宮路楽器ホール)
2017年 個展「移ろいの中で」 (銀座, ART FOR THOUGHT)
2017年 個展「Calligraphe JAPONAIS」(パリ, KISHIUME)
2017年 イタリア・ヴェネツィア大学 講演・パフォーマンス
2018年 ”International Concept Cars (Paris)” パフォ―マンス
2018年 個展「Nature」(パリ, L‘Autre Thé)
2018年 個展「黒と言葉」(銀座, ART FOR THOUGHT)
2018年 オリエント美術館(リスボン) 講演・パフォーマンス
2018年 舞台「音と言葉の間」(栃木市)
2019年 個展「middle」(銀座, ART FOR THOUGHT)
2019年 舞台「音と言葉の間2019」(栃木市, 小山市)
Photographed by Ryosuke KAWAÏ
Instagram @waicycle
Facebook.com/waicycle
昨今、 人々の生活のハード化(デジタル化)はとどまるところを知りません。 そのような時代において、2011年の東日本大震災は、 物質的には豊かな生活を送ることが可能になってきた私たち日本人への、 生きていく上での本質的な豊かさとは何なのかということの問いかけかもしれません。
「人と人との心のつながり」。 これは、私が震災ボランティアとして被災地の方々との交流の中から、 現代の日本における生活の最も重要な要素の一つとなるべきものではないかと感じたことです。
今後、生活におけるソフト(アナログ)な事柄への関心は確実に高まるのではないでしょうか。 そこに存在する言葉の宇宙に、 人々の心の安らぎの源泉とも言えるような可能性を感じずにはいられません。 日常の様々な場面で私たちの心を揺さぶる「言葉」を 生活に限りなく近いところで発信できる書道。 その可能性は、ともすれば人々の心に大きな変化を与えられるのではないか、そう思うのです。
Japanese Calligrapher / Taku Kosugi
Born in 1990, Tochigi Prefecture, Japan.
Started attending his grandmother’s Japanese calligraphy school as soon as he entered elementary school.
Studied under Kando Kayashima and Kazuo Tsurumi while in middle school and high school.
Work at Microsoft Japan Corporation from 2013, then became independent as a calligrapher.
2011- While volunteering in the affected areas of the Great East Japan Earthquake and
encountering many people in the Tohoku region, decided to become a calligrapher.
2011- Performance at Sorbonne University in Paris and the University of Vienna.
2014- Exhibition “Dance of Writing, Music of Words” (Ginza, Tokyo)
2014- Exhibition “Exhibition by Three Generations” (Kanuma, Tochigi)
2015- Exhibition “CALLIGALERI PREMIRE EXPOSITION” (Koenji, Tokyo)
2015- Exhibition “Writing and Thought” (Ginza, Tokyo)
2016- Exhibition “Waka poem and Japanese Sake” (Shibuya, Tokyo)
2016- Performance with classic musical orchestra(Musica Promenade) (Koganei, Tokyo)
2017- Exhibition “In Seasons” (Ginza, Tokyo)
2017- Exhibition “Calligraphe JAPONAIS” (Paris, KISHIUME)
2017- Performance at Ca’ Foscari University of Venice(Italy)
2018- Performance for the MAZDA, France “International Concept Cars” (Paris, Invalides)
To become an artist who expresses “thought” and “culture,”
Kosugi seeks for the possibilities of sho (calligraphy) and aspires to exhibit his works at the Paris Collection as a designer.
Japanese Calligraphy can convey the “words” that move people’s hearts in various everyday occasions, at the closest places of daily life. Thus, he thinks that the possibilities of Japanese Calligraphy may make a great change in people’s hearts.