PERFORMANCE

お二人の想いを「宙(そら)」の一字に

競さん、咲子さんの結婚式でお二人が大切にされている想いを書かせていただきました。お二人がお互いをどう想っているのか、たくさんの話を伺いながら、書き上げる言葉を考えていきました。そして、広がり・未知・つながり・お二人の想いを「宙(そら)」の一字に揮毫いたしました。和紙は、咲子さんの出身地である岐阜の美濃和紙に。中でも、紙を漉くときに職人さんが飛ばす水が織りなす水紋が特徴の落水紙と、お二人・ご家族・ご友人の方々を宇宙の星になぞらえて金箔入りのものを選びました。

想いや場所、意味をその言葉と素材で表現し、そして共有することが書道(言葉)の力だと思います。

 

 

津軽三味線、DJ、プロジェクションマッピングとのコラボライブ

心の中にある「日本」のイメージに、音と映像と書で、ひとつのカタチを描いた5分間だった。それぞれの分野に流儀があって、つながりがある。だけど、文化同士のヨコのつながりができてこそ、三味線や書のそれぞれの文化単体だけではなくて、「日本文化」というものが立体的に表現されていくのではないかと思います。日本文化とは何か。そのイメージを言葉にするのは難しい。でも確かな表現ができた。同じ日本語をしゃべっていたって、言葉にできないこともある。でも、表現はできる。

《春》桜、世の中にたえて桜のなかりせば人の心はのどけからまし
《夏》祭、夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ
《秋》彩、秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる
《冬》静、朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪

 

 

岩手県大槌町での書道パフォーマンス

したためたのは北原白秋「この道」をアレンジしたもの。
「人が歩くところが、道になる」。魯迅の言葉だったかな。
釜石にも、大槌にも、豊かな自然と、確かな道があります。

この道はいつか来た道 ああそうだよ はまゆりの花が咲いてる
この音はいつか聴いた音 ああそうだよ あの山の声だよ
あの海はいつか見た海 ああそうだよ ほらひろい海だよ

 

 

響~Love Changes the World~

詩歩さん&けんさんの結婚式にて書かせていただきました。お二人の想いをこめて。詩歩さん、けんさんお二人が、ご家族、友人が、それぞれの人が、それぞれの音が、響きあって音楽を奏でるように。

愛は世界を変える。

 

 

オーケストラと書道の協奏

クラシック音楽と書道、それぞれに長い歴史と多くのロジックがあります。そんな中で、リスペクトすべき歴史を踏まえつつニュートラルな姿勢で向き合って、文化を表現することの大切さを思う舞台でした。

音楽なのか書道なのか、クラシック音楽なのか、という「0か100か」的な問題ではなくて、あの「空間と時間」の表現が、私たちの舞台でした。その手段が、オーケストラによる『音・音楽』と、墨と和紙による『書・言葉』だったということ。聴きに(観に)来てくださった方、一緒に演奏してくださったムジカプロムナードの皆さま、演奏会をサポートしてくださったスタッフの方々に、心より感謝申し上げます。