コトバノヲト

コトバノヲト(言葉の音/言葉ノート)。言葉の音を書きとめたノート、ブログです。書道のことはもちろん、クラシック音楽や登山などの趣味についても紹介しています。

『手で書く』ことは、小さな満足を手に入れること。

小さな満足を感じられる時代   人が何に満足するかというのは、その人が何を求めているのかということでもあります。   戦後から平成前半の時代、多くの人は“レール”に乗ることを求めました。いい大学、企業 […]

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文字を書にするために、美意識という圧力をかける。

“書きつけた”だけの手書き文字は“書”ではない?   手書き文字だからと言って、そのすべてが“書”ではないと思っています。 たとえばノートに取った手書き文字。これは書といえるでしょうか。僕は違うと思う。それでは […]

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【メディア掲載】CYAN (WINTER 2018)にインタビューが掲載されました

CYAN (WINTER 2018)にインタビューしていただいた記事が掲載されました   制作活動の原点や東日本大震災での出会い、パリでの1年間を通して感じたことや今後の展望をお話させていただきました。 &nb […]

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古典は今との『時間的な距離』

池袋は東京芸術劇場。 エントランスのポスターには大々的に『書を捨てよ』、、、、   ですが、本日の目的はまさに『書』。 石川九楊さんの書塾門下の方々の書展、『樂書会書展』を観に伺いました。   &nb […]

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文化を新しくするアプローチに必要なこと。

ラジオ、いいですね。   週末は栃木のラジオに出演させていただき、「音楽と書」について出演者の3人で語りました。     トークの中で、ピアニストの新野見さんが語っていたことがとても印象的で […]

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個展『音と言葉の間』(2018.9.3~9.8 銀座ART FOR THOUGHT)

9/3(月)-8日(土)、銀座で個展を開催します。 『音と言葉の間』をテーマに、音楽から着想を得た書道作品を十数点展示します。 ドビュッシーやラヴェル、ショパン、大好きな音楽を書の表現にしました。モチーフになった音楽が流 […]

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そろそろ僕らは「自分の手段」を手に入れるかもしれない。

    表現と言うと、文章を書くとか、絵を描くとか、楽器を演奏するとか、詩を詠むとか、私であれば当然のことながら書にするわけですが、それは本当に”自分の表現”と言えるでしょうか。 というのは、 明治~ […]

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古典を、現代の中にアップデートしていこうというささやかな試みの積み重ね。

  素晴らしい空間に言葉を揮毫・表具させていたく、全力でしびれる日曜日。   『叡・貫・一』を本日無事に納品。   決して奇抜なチャレンジをしようというわけではなく、しかし、設計・大工・書そ […]

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『音と言葉の間 ~音楽と書の協演~』(2018.9.24 栃木市文化会館)

『音と言葉の間 ~音楽と書の協演~』     音と言葉の間 ~音楽と書の協演~ ■日時 2018年9月24日(月・祝) 13:00開場/14:00開演 ※13:00開場後、ロビーにて書道作品をご覧いた […]

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考えうる『大自然/夏の遊び』が全部つまったコワーキングスペース『五番地』。

山梨県南部町の「泊まれるコワーキングスペース 五番地 / GOBANCHI」のロゴを制作させていただきました。     漢数字の”五”を、その背景にそびえる”富士山”のイメージに書き上げました。 &n […]

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日々の小さな変化が、長い目で見たときの「進化」でありたい。

母校、栃木高校の書道部展に賛助出品させていただきました。     この半年、毎日臨書してきた『詩懐紙(藤原佐理)』。   毎日毎日、同じことの繰り返し。 傍から見たら「なぜそこまでやるの?」 […]

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表現の『内側』から作っていくことは、音楽でも書道でも同じ。

ドイツで活躍されているヴィオラ奏者、村上淳一郎さんの公開練習を見学させていただきました。   ちょうど今取り組んでいる曲『ブラームス クラリネット(ヴィオラ)ソナタ第2番』を取り上げていたので楽譜持参でばっちり […]

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アートはコミュニケーションの起点になる。

”アートはコミュニケーションの起点になる”と題して、アート作品を鑑賞し、その感想を”書”で表現するイベントを開催しました。     参加してくださった方も素敵なレポートを書いてくださっています。 自分 […]

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そこでしか感じられないものがあって、心の底からそれが大好きだから。

  まずは無事に下山出来て何よりでした。 有休までとって日程調整してくれたパーティのみなさん、ありがとうございました。     北穂高岳と奥穂高岳に上ってきました。   北穂から奥 […]

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体験する『書』展

書展/書道ワークショップ@渋谷ヒカリエ     観てくださる方の想像力と表現力を高める空間、を目指しました。 6月23日(土)から30日(土)の期間、渋谷ヒカリエにて書道の展示とワークショップの空間を […]

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正しく、線に力をつけていきたい。

正しく、線に力をつけていきたい。     そのためには、闇雲に何十枚、何百枚と書き込むだけでは十分ではない。   筋トレなんかでも、特定の筋肉を極端にトレーニングするよりも(もちろんそういう […]

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美術も音楽も、大きな流れの中でつながっている

雨の日の美術館が好きです。     東京国立近代美術館、館長の神代さんとお昼をご一緒させていただきフランスでの活動報告。 さらにフランス音楽(とくにフォーレの室内楽)の話で盛り上がりました。 &nbs […]

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書道は、もっとできる。

「進 〜心の躍動と共に〜」   先日、友人の結婚式(@八芳園)で揮毫させてもらった言葉です。 思いついたらまず動く。 ワクワクする方に進む。 圧倒的に成果を積む。 何度でもトライする。 そんな新郎、陽君と、 一 […]

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「30時間は練習したからね」の意味。

  週末の友人の結婚式でピアノを演奏していた先輩(とお呼びするのは恐れ多い大先輩)に 「素敵でした。相当弾けるんですね」と感想を伝えたところ、 すぐさま「30時間は練習したからね」という答えが返ってきたのが印象 […]

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言葉は時間と空間をつくる。

書、言葉がつくる「余白」     書道のインテリアとしての価値は、その空間に『余白』を作れることだと思います。   「作品自体の余白」と「言葉の余白」によって、空間に緩急と濃淡が生まれます。 […]

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毎朝同じことをする理由

同じことの中にある『変化』に気付く     「毎日決まったことをする」のが大切なのは、変化に気付く力(とそれに対応する力)をつけるためだと思っています。   自分がやっている『毎日決まったこ […]

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この場所をいい場所にしたい

先日、経産省の方とお話をする機会があった。 その際に「日本というこの場所をいい場所にしたい」とおっしゃっていたのが印象的だった。     個人が一つの場所に100%滞在することはほとんどない。 例えば […]

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芸術の「敷居」とはなにか

先日、浄瑠璃や日本舞踊、生け花などに携わる方々とお話する機会がありました。 やはりみな古典の重みを感じていると同時に、新しいものへの渇望がある。 その間の本当にぎりぎりのところで、戦っている。   「自分の表現 […]

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言葉遣いが姿勢になる。

僕は基本的にとてもポジティブな人間です。 生まれつきそうだったかどうかは覚えていませんが、前向きであるために普段の生活の中で意識している言葉遣いがいくつかあります。 「灯台もと暮らし」や「SUSONO」を運営する鳥井さん […]

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知識で鑑賞するアートから、『コミュニケーション』するアートへ

知識で鑑賞するアートから、『コミュニケーション』するアートへ   東京大学の生協で、アート作品が廃棄されてしまった   この件について第一報が出たのはもう2週間くらい前だっただろうか。 「作品が破棄さ […]

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「とりあえず3年」よりも、「必死の一年」を。

2か月前、およそ一年間のパリ滞在を終えて日本に帰る日は、記録的な大雪だった。 いまふたたび訪れるパリは、桜が咲き、日によっては半袖でも過ごせるくらいの陽気だ。   一年前、右も左もわからずにやってきたころとは、 […]

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書展「黒と言葉」作品まとめ

書展「黒と言葉」作品まとめ   2018年4月に銀座ART FOR THOUGHTにて開催した書展「黒と言葉」に出展した作品をまとめました。 今回の展示では「モノトーン」という基調の色を大きなテーマとして、言葉 […]

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世の中にたえて桜のなかりせば

「桜」   桜さき、春爛漫の今日この頃。   世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 大変有名な和歌です。 直訳すれば、「この世にもし桜がなかったら、春をのどかに過ごせるだろうに」となり […]

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【個展のお知らせ】4/5-13, ART FOR THOUGHT(銀座)

【個展「黒と言葉」】ART FOR THOUGHT(銀座)   書展「黒と言葉」 書家/小杉卓 2018年4月5日(木)~4月13日(金)まで、銀座ART FOR THOUGHTにて個展「黒と言葉」を開催いたし […]

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藤原佐理/詩懐紙の臨書(原文・意訳あり)

詩懐紙(藤原佐理)   「三蹟」と称えられる平安時代の書の名人のひとり、藤原佐理、26歳の書。 その流動する筆線は、同じく三蹟に数えられる小野道風の書よりも変化に富み、藤原行成の書より闊達に筆が動いている。流麗 […]

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