「贅沢」のひとつの考え方は、時間をいかに深くするかということ。 書はある意味とても贅沢な時間だと思っていて、 それは言葉や季節に向き合う時間をじっくり深めていくことができるから。 “ […]
古典が証明してくれた大義にしがみついていたいという後ろめたさがある。 一方で、古典というその古臭さから脱したいという渇望がある。 その間の本当にギリギリのところに、作品が生まれるべきすごく深い土壌があると思っている。書道 […]
パリ管弦楽団の「ボレロ」に、魅せる演出とは何かを考えた。 すごく楽しみにしていたプログラム。特にボレロ。 ホールに向かう電車の中でも「タ~ラララララララッタララ~♪」と、ボレロのメロディーを口笛で奏でるおじいさん。もうみ […]
(photographer Francis Razafimanjato) パリ5区にあるL’Autre Thé(お茶屋さん)のイベントで揮毫させていただきました。 そして10月22日(日)まで作品を展示させて […]
習う人のレベルに応じて、いくらでも、いつまでも学べるのが古典の古典たるゆえんだと思います。基本的な点画を鍛えるには楷書、中でも欧陽詢の九成宮醴泉銘は究極の手本。 ヨコヨコ、 タテタテ、 テンテン、 ハネハネ。 いつまでも […]
料理って不思議なもので、ブラームスを聴きながら作ったパスタはブラームスを聴きながら食べたいし、スタンゲッツ聴きながら作ったパスタはスタンゲッツを聴きながら食べたい。途中で音楽を変えると、注文した料理とは別のものが出てきた […]