夏風は今日も吹く

“Summer Wind”(夏風は今日も吹く) 京都に吹く風に感じる「重み」のようなものは、 この古都がもつ歴史そのものなのかもしれない。 1,000年前に詠まれ、 書かれた和歌に向き合う時間が長 […]

もっと読む

それは十年後の未来かもしれないし、 一滴の涙かもしれない。

それは十年後の未来かもしれないし、 一滴の涙かもしれない。 東日本大震災のときの、 被災地でのオーケストラの活動を追ったドキュメンタリーで、 印象的なシーンがあった。 避難所で音楽を聴いて、 涙を流していた方が「泣いても […]

もっと読む

自分のチューニング

山に登ることは、自分のチューニングです。 電気もガスも水道もない場所で、 そこにある匂い、音、色、体のリズムが、 自然に自然に溶け合っていきます。 週末に奥穂高岳(3,190m)に登ってきました。 北穂高から奥穂高へのル […]

もっと読む

音と言葉とのそのあいだにあるもの

「音と言葉とのそのあいだにあるものを見てみたい」 書道は作品が残るからいいねと言われることもある。 僕は、音は残らなくていいなと思う時もある。 でもたぶん、音楽でも書道でも 大切なのはその人のどこに残るか、なのかと思う。

もっと読む

「人が歩くところが、道になる」

釜石・大槌での演奏&書道の週末。 先週訪れた熊本、白糸の滝の水で墨をすった。 熊本の方がおっしゃっていた。 震災で悲しい思いもしたけれど、東北の方々の姿に勇気をもらっています、と。 道はつながっている。 したためたのは北 […]

もっと読む

今見ているこの光は100年前の光かもしれない

光年という単位がある。 一光年は光が一年間に進むだけの距離だ。 ちなみにこれをメートルで表すと9.5兆kmもの距離らしい。 僕がこの単位を目にするのは主に星の距離で、 たとえば、100光年離れた星のその光は今から100年 […]

もっと読む

しなやかに踊るイメージを、書に。

阿波踊り団体のお名前、 「燦々(さんさん)」を書かせていただきました。 先週の踊りではそのデザインを使っていただいた新しい衣装をまとっていただき、うれしい限りです。 笛鐘太鼓の音にのせてしなやかに踊るイメージを、書に。 […]

もっと読む