「人が歩くところが、道になる」

釜石・大槌での演奏&書道の週末。
先週訪れた熊本、白糸の滝の水で墨をすった。

熊本の方がおっしゃっていた。
震災で悲しい思いもしたけれど、東北の方々の姿に勇気をもらっています、と。

道はつながっている。

したためたのは北原白秋「この道」をアレンジしたもの。

この道はいつか来た道
ああそうだよ
はまゆりの花が咲いてる

この音はいつか聴いた音
ああそうだよ
あの山の声だよ

あの海はいつか見た海
ああそうだよ
ほらひろい海だよ

 

いつもいつも臼澤の皆さんの鹿子踊に刺激を受けてばかりだった大槌で、自分の表現を披露する機会をいただけたことに感謝。震災後、情報ボランティアの活動でもお世話になった大念寺さんが3日日目の会場でした。当時のボランティア活動も覚えてくださっていました。

「人が歩くところが、道になる」。魯迅の言葉だったかな。

釜石にも、大槌にも、
豊かな自然と、確かな道があります。