日々の小さな変化が、長い目で見たときの「進化」でありたい。

母校、栃木高校の書道部展に賛助出品させていただきました。

 

 
この半年、毎日臨書してきた『詩懐紙(藤原佐理)』。

 

毎日毎日、同じことの繰り返し。

傍から見たら「なぜそこまでやるの?」と思われるかもしれない。

 

それは「そこまでやる」の部分がすごく大切だからです。

想像できる範囲の練習で生まれるものは、想像できる範囲の美しさでしかない。

 

 

観る人の想像を超える、ときには自分の想像をも超えるための「そこまでやる」なんです。

 

昨日の臨書と、今朝の臨書。

ほとんど同じだけど決定的に違う。

 

今朝の方が良く書けた部分もあれば、昨日の方が良かった部分もある。

 

 

ほんの少し、 だけど決定的な『違い』の積み重ね。 少しずつしか上手くなれない。

日々の小さな変化が、長い目で見たときの「進化」でありたい。

 

 

 

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