まずは無事に下山出来て何よりでした。
有休までとって日程調整してくれたパーティのみなさん、ありがとうございました。
北穂高岳と奥穂高岳に上ってきました。
北穂から奥穂のルートは、何度歩いても怖いルート。
どんな山でも危険な場所はある。それでもまた行きたくなってしまうのは、そこにしかないものがあって、そこでしか感じられないものがあって、それが心の底から大好きだからなんですよね。
どうして山に登るのかというと、自分にとってそれは”チューニング”のように感じられるからだと思っています。
電気・ガス・水道が十分でない環境で、
でも見渡す限りの緑と青、いやそんな単一的な言葉ではとても表現できない色と、音に囲まれる時間。
しんどい山道は自分の体と気持ちの二人三脚。
夜、山の上から街の明かりを観ると、都会はなんてちっぽけなんだと思う。
満天の星空を見上げると、自分はなんてちっぽけなんだと思う。
気持ちと体のバランスが、スーっと整っていく時間が、僕にとっての登山です。
小杉 卓
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