朝起きた時には、寝る時に感じていた予感はいつのまにやら確信に変わっていました。

「終わりなき旅」(2012年12月5日)

 

Mr.children「終わりなき旅」から着想を得ました。

イメージとしては「上へ、もっと上へ」。

 

この曲を始めて聴いたのは中学3年のとき。
毎日何回も聴いていましたね。
この曲をきっかけにミスチルは僕の中でのNo.1歌手になりました。
そして、今でも僕を刺激し続けてくれている曲でもあります。
大学生のうちにこの曲を書きたいと思っていました。
でもなかなかイメージが定まらなかったのです。

今回の書道展に出展するつもりはまったくありませんでした。
というか、まだまだこのテーマを書けるとは思わなかった。

 

書道展2日前の夜、 白いキャンバスに書く作品の構想を練っていました。
(書こうと思っていた言葉があったのです)。
よし、明日の朝一番に書くぞと思って布団に入りました。

真っ暗の天井をみながら、何故かわからないけどふと感じた。
(「終わりなき旅」を書けるかもしれない…)。ただ漠然と。
何の根拠もなく。そして寝た。

 

朝起きた時には、寝る時に感じていた予感はいつのまにやら確信に変わっていました。
今なら書ける。

そうして書きあがったのがこの作品です。
直感と偶然で書き上げた作品です。

正直、「作品」としての完成度は高くありません。
でも、ここに表現されているテーマは僕の20年間であり、これからの旅への決意です。
ちなみに、白いキャンバスは昨年フランスを書道をしながら巡っていた時に手にいれたもの。
あの旅が、書で世界に挑もうとした第一歩でした。

閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて

きっときっとって 僕を動かしてる

いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい

もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅

(Mr.children「終わりなき旅」より)