個展で多くの人に会えるのは貴重なこと。だけど一つだけ不足してしまうものがある。

 

個展で多くの人に会えるのはとても貴重なこと。

だけど、一つだけ不足してしまうものがある。

 

練習の時間だ。

 

個展の会期中はなるべく会場にいて、お越しいただいた方に直接作品の意図や背景を伝えたいし、わざわざ足を運んでくださったことにお礼を伝えたいし、初めてお会いする方がどんな反応で作品観ていただけるかがとても気になる。

ただ、家でせっせと練習する時間はどうしても不足しがちだ。

それまで多ければ一日10時間以上書いていた時間が、どう頑張っても2~3時間になってしまう。個展をやっても、それで腕が落ちるなどという事態はどうしても避けたい。

 

月曜日は会場がお休みだったので、しっかりと臨書の時間を。

 

 

3月から臨書している「白氏詩巻」、少しずつ形になってきました。

いやあ難しい。

 

それでもどうして臨書しているかといえば、古典に流れる「雅」を身体に染み込ませるためで、お手本そっくりの字を書くというのも確かなんだけど、その美しさの中身に触れて、深いところで書きたいのです。

 

さて、今日からまた展示会場でいろいろな方とお話しできるのが楽しみです。

 

【Calligraphe JAPONAIS】

会期:2017年6月29日(木)~7月9日(日) 14:00~19:00
※7月3日(月)はお休み

場所:KISHIUME, 5 rue Saint Paul 75004 Paris