一つの祈りのかたちとして

「仏」
私はフランスという国が、そしてパリという気高い街が好きだ。

音楽や絵画、造形などあらゆる分野の「美」に究極的にこだわるその姿勢と空気、
芸術に取り組む者のはしくれとして畏敬の念をもってその歴史と文化に学びたいと心から思う。

その地で起きた先の事件において亡くなった方へ、
静かに祈りをささげたい。

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以下、雑想。

その祈りのカタチについては、(主にSNSについて)昨今様々な議論がある。

どのようなスタイルであるにせよ、
私が思うのは、祈りとは「そうせずにはいられない」という動機が
心を突き動かすのではないかということ。

優しく、そして厳しいものだと思うのです。

この作品は過去にパリに滞在した折に書いたものですが、
ひとつの「祈り」のかたちとして、私は筆をとらずにはいられなかった。