穴が空いていてもいいから、大きく、美しい器をつくること

「穴が空いていてもいいから、美しく、大きな器をつくること」(2013年11月18日)

先日、先生からこんな言葉を伺いました。
「穴が空いていたっていいから、
今はとにかく、大きな「器」をつくるんだよ。」

頑丈で、
見た目がきれいで、
小さくまとまっていて、、、
今、多くの人がそういった「器」を作っている気がする。
その使い方も決められているような気さえする。
作る前から設計書があるかのような。

その「器」が悪いというんじゃなくて、あまりにも、多くの人が同じような「器」を作っていることに、違和感を覚える。

「こんな器を作りなさい」
「はい、わかりました」
って。

そうしないと、自分にとっても相手にとっても使い勝手が悪いんだよ、とでも言われているかのような雰囲気が、ある。

穴なんていくらでも埋められる。好きな色の、好きな大きさの、好きな形の「器」を作って何が悪い。出来上がってもいない自分の「器」の使い勝手を決めるのは先の話だ。今は、もっと大きく、もっと美しい「器」をつくる。