「静」(2012年12月13日)
(180cm×40cm)
絵:木村美紀(武蔵野美術大)
書:小杉 卓 (ICU)
星降る夜に。
いま、夜空を眺めている人はどれくらいいるのでしょう。
この書で表現したかったのは、静寂。…
「降る」といえば雨や雪を連想することが多いですが、
今夜はふたご座流星群。
星が降るというのもよいですね。
そういえば、流れ星に願い事をすると叶うとか言います。
あれ、科学的にもそれなりの根拠があるそうです。
どういうことかというと、
今夜のような流星群の場合は例外ですが、
流れ星を見る機会ってかなりレア。
ふとしたときに夜空を見上げて
「アッ…!」という間に流れてしまいます、ふつう。
そんな突発的な瞬間に願うことができるくらい強くあたまで意識していることって、
そうとうの信念を持って考えていることですよね。
それだけ常に強く意識していることは実現しやすい。
ということで、流れ星に願い事をすると…
となるそうなんです。なるほど。
余談が過ぎました。
この書、自分が見ていても時が止まるような気がします。
静かな時こそ、自分の中では何かが起きているんだと思います。
皆さんにとって、平和な夜でありますように。