「木、林、もしくは山」

「木・林・森、もしくは山」(117×91cm)

先日の三代展より。
登山をするような険しい山でもなく、
富士山のように雄々しい山でもなく、
目の前に広がるふるさとの山々。

ご先祖さまから受け継ぎ、
木を植え、育て、切ってはまた植え、
また育て。

何度も何度も足を踏み入れ、
その「音」に耳を澄ます。

その山に見えるのは、
「木」であると同時にそれを受け継いできた

先人との経験ではないかと思うのです。