時を超えて交差するご縁。鹿沼さつき祭り「書×音楽」パフォーマンス

地元・栃木県鹿沼市で開催された「さつき祭り」のオープニングにて、書と音楽のパフォーマンスを披露させていただきました。

会場に一歩足を踏み入れると、丹精込めて育てられたさつきの盆栽がずらりと並び、まさに圧巻の一言。お越しになった皆さんが思わず「すごいねぇ……」と感嘆の溜息を漏らしながら、その圧倒的な美しさに引き込まれていく姿がとても印象的でした。

中学生の頃の記憶と、今ここで重なる音と書

今回共演させていただいたのは、アメリカ・ノースダコタ大学(NDU)音楽学部のトリオ「Red River Trio」の学生のみなさんです。

NDUのあるグランドフォークス市は、鹿沼市の友好都市。私自身、中学生の頃に当時の粟野町のプログラムを利用して、グランドフォークスへホームステイさせていただいた経験があります。

あれから時が経ち、当時はまだ生まれていなかったかもしれない若い世代のアーティストたちと、こうして生まれ故郷である鹿沼の地で一緒に表現の場に立てたこと——。言葉に尽くしがたい、深い感慨が胸に押し寄せる時間となりました。

感性が生き方を形作っていく

音楽に身をゆだねること。 目の前にある花や自然を美しいと感じること。 言葉の持つ質感や手触りをひとつずつ模索すること。

そうした瑞々しい感覚や豊かな感性こそが、巡り巡って私たちの生き方そのものを形作っていくのだと信じています。

日々書と向き合う中で、原点である地元との繋がりを改めて実感し、心から温かく有り難い一日となりました。

街の文化を育む素晴らしいご縁に感謝を込めて

また、今回のステージにおいて全面的に企画をプロデュースし、伴走してくださったのがアーティストの保坂さんです。

去年まで鹿沼の地域おこし協力隊として活動されていた保坂さんは、ご自身の表現者としての素晴らしさはもちろんのこと、この街の文化芸術をより豊かにしていくためのアイデアをたくさんお持ちの方です。細やかなサポートと素晴らしいプロデュースに、心より感謝申し上げます。

温かいご縁に支えられながら、これからも大好きな地元・鹿沼の地でたくさんの作品をしたためていけるよう、精進してまいります。

小杉 卓

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