感覚を溶かし、季節とつながる時間。「花と書」ワークショップ【立夏】を開催しました

中間愛美さんと一緒に主宰している「花と書」のワークショップ。その第2弾を開催いたしました。

今回のテーマは「立夏」。

季節の移ろいに合わせて届けるこの企画ですが、初夏を迎えた今回は、緑が瑞々しく匂い立つ新緑の花材と、「夏の音」をテーマにした書の表現を取り入れました。

身体中の感覚で、季節を受け取る

空間を満たす新緑の香りや鮮やかな緑、初夏の風やかすかな気配。 目に見えるもの、耳に聴こえるものだけでなく、身体中に満ちる「感じられるもの」のすべてを全身で受け止めることからワークショップは始まります。

可憐な草花に触れ、心に浮かぶ言葉をつむいでいく時間。 それはまさに、頭で考える思考と、身体が受け取る感覚がしなやかに溶け合いながら形になっていくような表現のひとときでした。

普段は見過ごしてしまう「大切なもの」に向き合う

日々の忙しさの中では、なかなか意識して「みる」ことができないもの。 あるいは、そこにあると分かっていても、なかなか言葉にはできない想いや感覚。

そうした「自分の中にすでにあるけれど、隠れてしまっている大切なこと」に丁寧に向き合う時間をつくること——。それこそが、私たちがこの「花と書」のワークショップを通して、参加してくださる皆さまにお届けしたい大切なテーマです。

それぞれの手に取った花と、紙の上に走る墨の表情に、参加者の皆さまの「今」の感覚が美しく立ち現れていたのがとても印象的でした。

ご参加いただいた皆さま、豊かな時間を本当にありがとうございました。

さあ、いよいよ夏本番がやってきます。 「花と書」の次回企画は、季節の巡りに合わせて「立秋」の頃を見据えて準備を進めています。

次の季節にはどんな花材と言葉が出会うのか、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。

小杉 卓

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