和歌が、最後には一枚の絵画のように見えるよう。

「百花繚乱」と朱墨で揮毫した和歌が、最後には一枚の絵画のように見える作品をイメージしています。

鹿沼市のイベントにお呼びいただき、市の教育長、小中学校の校長先生・教頭先生・PTA会長の皆様の前で「音と言葉の間」を披露させていただきました。

約1時間の演奏(バリトン×ピアノ)と共に巨大な和紙作品(約4×8m)を書き上げていき、最後には会場の皆さんで「ふるさと」を合唱し作品を完成させました。

観客の皆さんと超至近距離での演奏とパフォーマンス。

私たちにとっても熱気を直に感じるステージとなりました。

 

 

百花繚乱の周りに揮毫した和歌は以下の3首です。
「冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ(清原深養父・古今和歌集 冬330)」

「世の中に絶えて櫻のなかりせば春の心はのどけからまし(在原業平・古今和歌集 春 53)」

「ふるさとの山に向かひて言うことなし 故郷の山はありがたきかな(石川啄木・一握の砂)」

 

 

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