【パリの一人暮らし】美味しいカルボナーラへの道

 

《5月10日カルボナーラ戦記》

 

わずか20分で作り上げたこの一皿の夕餉を目の前にして、正直に語ろうと思う。

ソースが混ざり合っていない。

煮物に近いスープを食べているような食感。

難しいと分かっていながらも自らの器用さにかまけて挑んだ夕餉、カルボナーラだったが、結果には真摯に向き合うことが大切だ。

負けた、と言っていいだろう。

 

以下に敗因と考えられる事項を記す。

 

1、チーズが足りなかった。

ほんの少し残っていたクリームチーズにはカビが生えていたものだから、ネットで調べた情報をもとに、カビを取り除けば食べられると判断しフライパンに投入するも、絶対的に量が足りない。

このあとおなかが痛くならないことを祈るばかりだ。

 

2、ベーコンの代わりにムースを使ったこと。

かつ、ムースを電子レンジで温めてから投入してしまったこと。

ソースに微妙に混ざり合ってしまい、食感も何もなかった。

完全に失敗だった。

ムースは温めてはいけないし、そもそもカルボナーラには適さない食材だといえよう。

 

3、マッシュルームの量がやや多め、

かつ電子レンジで温めてから投入したため、やや水っぽくなってしまったこと。

昨日買ったマッシュルームのパックがたくさん余っているものだから、ついたくさん入れてしまった。

時短を目指し電子レンジを使ったのも間違いだった。

 

4、そんなこんなで出来上がったカルボナーラを食し、のこり5分の1くらいになったところで気づいた。

ブラックペッパー振ってない。。。。

渾身の力を振り絞ってキッチンへ向かう。

フライパンの目の前に、それはあった。

どうして今まで気づかなかったのだろう。

 

慰め程度のブラックペッパーを振った3口分のカルボナーラは、ほんの少しだけおいしく感じた。

 

以上。

次回カルボナーラに挑むときには改善されたし。

 

 

《ベストアンサーに選ばれた回答》

 

自らの失敗に真摯に向き合い、冷静に分析する姿勢、立派だと思います。

代用品が多く、通常のレシピからかけ離れてしまったように見受けられます。
次回はレシピを参考に材料を集めるところから始めてはいかがでしょうか。

持ち前の器用さ、向上心を活かせばきっと格段においしいカルボナーラができることでしょう。