点と点とを

先週、1週間の展示が無事に終了しました。

忙しい中お時間をいただき作品を観に来てくださった皆様、
さまざまなかたちで協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。

 

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一つ一つの、それぞれの音がメロディーや和音の要素になりつつあるような、
そんな手ごたえを感じた一週間だった。
ギャラリー「Art For Thought」での展示は、
2014年3月の初の個展以来となりました。

同じ会場で展示をさせていただくことで、
この一年半の自分の「差」を感じた。

うまく成長できている部分がある一方で、
未熟さも強烈に突き付けられました。

1回目と2回目それぞれの展示が「点」であるとするならば、
この一年半は「線」であるといえましょう。

その線には長さがあり、太さがあり、そして色がある。

どんな線であってもそれは自分が歩いてきた軌跡そのものであり、
どんなごまかしも通用しない事実でした。

これからも多くの点を打つことになるでしょう。
そして、その点と点はすべからく線で結ばれます。

どんな点を打とうか。線を引こうか。
その先のことはまだ見えない。

でもきっと、
その点や線の集合体がゆくゆくは面になり、
立体に、そして音楽のような総体になっていくんだと思う。

表現者として、
その旋律を美しく丁寧に創りあげていきたい。

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