バレエダンサー素描
こういったカタチの捉え方も書に活きてくる。
というよりも、純粋に描くのが楽しい。
視覚的特徴を表現する素描(デッサン)は、
象形文字である「漢字」のその本質にとても似ているように感じます。
自分が直視しているものを「そのまま」に描き出すことは、
書においても、自分の頭の中の書のイメージを「そのまま」書き上げることと、何ら変わりありません。
それにしても、バレエという身体表現には感嘆するばかりでございます。
時間的、身体的、装飾的、、、
あらゆる「厳しさ」のうえに成り立つ美しさが、ここに凝縮されているように思います。
海京