母校の入学式の看板を書かせていただきました

地元、粟野中学校の入学式にあたり、
式の看板を書かせていただきました。

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卒業生として、こうして母校に恩返しができることに、感謝。
母校、というのはやはり特別な存在で、
直接話したことのない先輩や後輩とも感じられるその親近感には懐かしさすら感じる。
高校野球で地元の高校を応援するような感覚に近い。
12年前、それまで町内にあった4校の中学校(すべて木造の校舎だった)が統合され、
僕らは新しい中学校の第一回目の入学生となった。

一年目、
何もない真っ白な中学校で
「普通の授業」をしなければならなかった先生方の苦労はいかほどだったことだろう。

逃れようのない少子化が進む中、
致し方ないことだったのかもしれないが、
祖父母や両親が通った中学校がなくなってしまうことに、不思議な淋しさがあった。
それでも、町に唯一の中学校は、まさに町の希望だったんだと思う。
先生方、地域の方々に、たくさんのことを教えてもらった。
母校、粟野中学校に心からの感謝をこめて。
後輩のみなさん、
恋に部活動に、そして勉学に、目一杯の青春を謳歌してください。

 

海京